トップページ > ブログ > HOMPAD住まいの達人コラム掲載(第1回)『暮らしの防災を考える』

 

LIXILが運営しているHOMPAD 住まいの達人コラムに4週連続で掲載されます。

テーマは防災『命を守る防災の備えは、整理収納の極み』
12月28日第1回は、『暮らしの防災を考える』です。

 

災害は、自然災害だけではない。

防災・減災というと、日本だけの災害を思い浮かべがちですが、
世界規模で考えていくとテロも視野に入ってきます。
特に東京オリンピックが開催されることが決定した瞬間から、
日本にもテロの脅威が高まったと考えられます。
ドイツやチェコの政府が10日分の水・食料・薬品の備蓄を呼びかけたことで、
憶測が広まりました。
テロ、金融危機、戦争。海を隔てた国のことと他人ごとのように思わず、
情報に注意をしていきたいものです。
世界のどこかでくしゃみをすれば、あっという間に日本も風邪を引いてしまうのですから。
広い視野から防災を考えておきたいものです。

 

 

個人でできる防災。始めにすることは、自宅を安全な場所にする。

 

広い視野でと言っても、個人でできることは、
自宅や地域に限られることがほとんどです。
まずは、家族の命を守ることを最優先にしましょう。

 

一番初めにするのは、家の耐震チェックです。
家が倒壊するようであれば、命の保証はありません。
熊本の震災が大きな被害をこうむった背景に、
地方の住宅耐震基準がゆるいことがわかりました。

法律上新耐震基準には合致していますが、
大きな地震は考慮されていない地域があるということです。
大地震が想定されている地域は1に対し、
地方の多くは0.9~0.7。どの程度の地震に耐えられるのか、
あらためて自宅の耐震性を調べておく必要があります。

 

自治体が補助している場合もありますので、
不安に思っている方は早めに自治体のホームページでチェックしておきましょう。

 

寝室は、もっとも無防備になっている夜に使う部屋です。

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