トップページ > コラム > 今までの歩みと想い

転勤族だった頃、夫は2週間で現地に赴任。引越先を決めるのも、引越の準備をするのも一人でこなしてきました。引越すたびにモノの仕分けをし、必要なものだけを詰め込み、家具配置を想定して段ボール箱に引越先の部屋を記入し、新居でまた元に戻す。ということを繰り返してきました。
しかし、一か所に定住すると、自然とモノは増え始めます。そんな時に出会ったのが、整理収納アドバイザーという資格でした。その理論は、左脳優位である藤岡にヒットし、以来、整理収納の講師及び現場指導者としての道を歩み始めます。

総合商社アシスタント勤務時代に見てきた、出世する人としない人の違いは、整理にあったと気づきます。まだ携帯もない頃、整理ができている担当者は、電話で「デスクの〇段目の〇ファイルを見て下さい。」と指示がきます。しかし、整理のできていない担当者は、「ここらへんにあるから、探してくれ。」と言われます。前者には、その電話で数字などの情報を返せますが、後者はすぐに返事ができないので「折り返し連絡します。」
探して、取引先の会社に電話をし、相手の手をわずらわせて担当者を呼び出してもらいます。その間、担当者は話をつないでいなければなりません。
商社は、商品を持っていません。人が命です。取引先にとって、どちらがまた一緒に仕事をしたい!と思わせることができるでしょうか?

たった整理が出来ているかいないかで、売上が変り、売上が高ければ出世が早いという現実。それは商社だけでなく、どこの企業でも同じことがいえるはずです。
「捜し物」というのは、最も非効率でなにも生み出さない 時間をムダに過ごす行為です。ストレスもかかってきます。会社から見れば、ムダな時間にコストを払っていることになります。

日本の経済力を担っている企業の底力は、もっともっとあるはず。環境が人に与える影響は、日々の決断力や発想力に関わります。環境を整えるには、社員の意識改革がどうしても必要になります。そのお手伝いをするために、企業様の社員研修等お請けしています。

地球環境が悪化する中で、日本の各地で災害が起きています。この青く美しい地球を、次世代の子ども達に手渡すために、環境整備をしてきました。社会最小単位の家族が幸せに暮らせれば、日本中がHappyと思い務めてきたのです。
近年の環境悪化のスピードの速さに、個人を変えるよりも、企業が変った方が効果も大きく、また波及していくスピードも速い。志のある企業と共に、地球環境を変えていくことができたなら、どんなに素晴らしい世界が広がるだろう!そんな想いから、現在は企業様の研修や人材育成に関わらせていただいています。