トップページ > ブログ > 同業者で知恵を出し合う。レンタル収納スペース推進協議会フォーラムで、パネラーとしてお話させていただきました

 

レンタル収納スペース推進協議会フォーラムは4年目だそうで、年々会員が倍々で増えているそうです。

今回は、4年前に一般の方向けのセミナーを担当させていただいたご縁で、整理収納アドバイザーのパネラーの一人としてお話しをさせていただきました。

日ごろは、モノを減らすように伝えている側ですが、今回は預けて欲しい側のフォーラム。

どのような話をすればいいかということで、率直に消費者の目線で、欲しいサービスや、こんなことが出来るのでは?という提案をさせていただきました。

 

 

実際問題として、子供が育っていく過程で、収納の容量が足りずにお困りの方もいらっしゃいます。

また、高齢者が施設に入る場合、ほんの少ししか持ち込めないために、取っておきたいモノは出てきます。

そんな時には、ストレージは便利に違いありません。賃貸の家賃を払うことを思えば、安上がりです。

 

ニーズがどこにあるのか?

そんな話は、ストレージ経営をされている皆様には、ヒントになったようです。

実際に、整理収納セミナーにいらした中年男性で、スッキリと暮らしているということでしたが、ストレージに月4万円払っていると聞いたことがあります。

年間50万円ほど支払っているって、凄いなと思いましたが、それでも自宅に持ってこようとは思わないと話されていました。

払える方でしたら、快適な暮らしを手放してまで、モノに埋もれた生活はしたくないのでしょう。

 

 

整理整頓の効果として、良く上げるのが

精神的効果、経済的効果、時間的効果の3つです。

この男性の場合は、精神的なところを優先された事例です。

経済をとれば、あきらかに無駄な支出となります。

 

 

どこをその人が優先事項として捉えるのか?

そこが理解出来れば、ストレージも伸びしろはあるのです。

優先していることがわかるのは、コーチングをしていると分かります。

態度、話し方、動きなど、身体から現れることもチェックできますね。もちろん言語からも。

営業の方は、自然にされていると思います。

 

 

見学ツアーもされているようですね。

一度覗いてみると、新しい発見があるかもしれません。

屋外でも空調を取り入れているストレージが出てきました。

コンテナ内に照明が欲しいという要望も伝えています。

夜間に自社の保存箱を取りに行くことも、実際に経験された方がいましたので、必要ですね。

 

 

女性4名がパネラーとして登壇した整理収納アドバイザーです。

親睦会に参加した際の一コマ。

アメリカや中国からも参加されていらっしゃいましたので、世界規模で広がっていくようです。

同業者で仲良く情報交換などされているのは、あまり聞かないのですが、一緒に広げている仲間がいるから、協議会としても大きくなっているのでしょうね。

来年は上海で開催だそうです。

 

皆様の業界では、同じような情報交換の場は、定期的に開催されていますでしょうか。

神田の古書店街にカレー屋が集まると、集客効果がアップするように、同業者で知恵を出し合って規模を大きくしていくのも、必要な時代になってきたのではないでしょうか。