社内が雑然としていると、何に困るのでしょうか?
前回に引き続いて見ていきましょう。
(3)効率が悪い
効率アップするためには?
世の中には、その類の本がたくさん出回っています。
先日本屋さんで見つけたのが、三崎栄一郎さんの『超速片づけ仕事術』。
時間に特化して書かれています。
忙しいビジネスマンが増えています。情報過多が原因だと思われます。
あれもこれもと、情報収集をするのですが、さて実際に使えるのは何?
ここが上手くいっていないのですね。
必要な情報以外は、すべて大まかな状態でいい。というのが三崎さんの趣旨のようです。
細かいフォルダー分けなどに時間をかけるなと。
残業が山のようにある方には、有効かもしれません。ただし、一時的かもしれませんね。ここは、仕事内容による気がします。取捨選択する必要があるでしょう。
時間がとれたらと思って、皆さんも溜めている書類やPC内の未整理フォルダはありませんか?
文具王の高畑正幸さんも、エバーノートやドロップボックスに突っ込むだけで、映像とタグ付けで取り出すと言われていました。
アマゾンの配送システムでは、AIが使われているところですと、商品は棚のどこにあろうが、登録してある棚が瞬時に判別できるので、種類別に分ける必要がなくなっています。この方式とお二人の言われていることは同じだと思います。
一方、イケヤなどの商品陳列では、お客様が自分自身で取り出していくシステムなので、「何階の、何番の、どの棚にある」まで分からないといけません。
ということは、始めにどんなシステムを構築していくか?が明確である必要があるわけです。
人が言うから、この方法を試してみる。では、上手く稼働する確率が低くなります。
ご自分では、どの方法だと効率がよりよくなるのか?
どんなスケジュールだと使えるのか?
日常のPDCAサイクルを考えた上で、決定するといいのではないでしょうか。
そこが、PDCAが回るか回らないかの違いに関わっていくことになるからです。
もっというと、PDCAの前にすることがあります。
ゴール設定です。
何のためにというのが明確であることが、個人であれ、法人であれ必要ですね。
ここなくしては、船の舵を取ることが出来ないのですから。
自分のゴール設定は、していますか?
次回は雇用についてです。