読み応えのある記事がプレジデントオンラインに載っていました。
栗木神戸大学大学院経営学研究科教授の考察です。
現在のコロナウィルスの疲弊状況を乗り越えるために、リーマンショックの経験を生かそう!という記事です。
トヨタは、その時どのように考え、対処したのか?
生産ラインを止めることで、受注で手一杯の時にできないことができる。という発想転換です。
・工場と営業の軋轢が減る。
・受注が相次ぎ、ひっきりなしに車をつくり続ける必要があったときには、できなかった生産工程の見直し・設備の手直し・工場間のラインの移設
・調達する原材料の変更
・世界各国で現地のニーズにこたえたきめ細かい製品やサービスの開発や提供
なんともポジティブな考え方です。やろうと思っても、なかなか難しい。
これは豊富な資金がバックにあるからに他なりません。かといって、すぐに効果が出るわけでもないと、当時の経営者張氏は言われています。しかし、積み重ねることで、好景気がおとづれた時に一気に成果がでて、利益がでるのだとか。
経営者には参考になると思いますので、ご一読されてはいかがでしょうか。
60年ぶりの営業赤字に転落したとき、トヨタの経営者が話していたこと
(プレジデントオンライン)