積水ハウスリフォーム東日本様(町田)で、終活を兼ねた幸齢整理®セミナーを開催いたしました。
幸齢整理とは、幸せに齢を重ねていくための整理です。
そこにはモノだけでなく、財産や相続、お墓、家族に伝えておくことなど、終活に必要なものが詰まっています。
今回は、主に片付けのお話を!という主催者様のご要望で、多くの時間を、いかに多くのモノを手放すか?に注力をしました。
30分の質問タイムも、ほぼその話で盛り上がりました。
片づけのセミナーというと、大半が女性なのですが、今回は2日とも男性の参加率が非常に多かったのが印象的でした。
もちろん、リフォーム相談にいらしたからかもしれませんし、リフォームの前に聞いておきたい話だったのかもしれません。
質問は女性ばかりでしたが、男性は恥ずかしがり屋なのでしょうか。
わざわざ新百合ヶ丘からいらした80代の方もいらっしゃいました。
主催者様からは、以下のメールをいただいております。
『受講頂いた皆様ならびに社員も絶賛でした。物事の考え方次第で、今後の生き方も変わってくるよね~などお客様からもとても参考になったとお声を頂いております。』
本当にありがとうございました。感謝いたします。
やはり質問タイムは大切だなと、改めて感じました。
同じような質問でも、お客様はご自身の言葉で確認をしたいのですね。
・どのようにモノを手放すのか?
・だいぶ処分はしたけれど、もっと出来るのではないか?
・亡くなったご主人様のモノを捨てられないのだけれど、どうしたら手放せるのか?
・娘から捨ててあげるよ!と言われ、自分ですると言ったものの2か月経っても減らない。
人それぞれにネックになっていることが違い、その人の状況をお聞きしないとお答えができない質問ばかりです。
一般的なセミナーでは、事例をいれてお話するものの、自分事として捉えられない方が多いのでしょう。
処分方法を知りたい方もいれば、こころの整理をどうつけたらいいのかを知りたい方もいます。
こころの整理の仕方を聞かれる方が増えてきているように感じます。
また、お子様から捨てられない親に、どう対処すればいいのか?などの質問もありました。
ご家族によって、人のとらえ方によって、アドバイスは変わってきます。本当は個人セッションが一番なのでしょうけれど、なかなかそうはいかないものです。
ただ、誰にでも言えることは、「捨てる」という言葉に敏感に反応するということです。
だからこそ、その方のこころを見ていないと、反発しか生まれません。子供が捨てろ!捨てろ!と言うばかりでは、親はますます意固地になるだけです。そのために、実家に入れてもらえなくなったお子様もいるのです。ここは要注意です。
親子こそ、自分の意見を通し勝ちですが、そこは一番気を付ける場面なのです。
そこを伝えてあげると、穏やかに話し合えるようになります。
「またお会いしましょう!」
そう言ってお帰りになった叔母様、「片づけました!」という言葉が聞けますように!