トップページ > コラム > 事業承継で新社長が悩むこと

中小企業で悩ましいのが、事業承継である。

初代社長の後継者である新社長は、ワンマンで会社を回してきた現会長の意向の呪縛から逃れたい!と思っている方も多いようだ。

商工会議所には、そんな新社長からのお悩み相談は多いと聞いている。

 

 

なにせ社員は現会長の子飼いの現役バリバリである。

やり方も、今まで通りにしたいというのがほとんど。

しかし、時代の流れは速く、現状維持は成長はなく、下降していくばかり。

チャレンジなくして次世代に生き残るのは、難しくなっているのが現状であろう。

 

しかし、社員の意識を変えるというのは、本当に大変なことである。

新社長への信頼が、現会長を上回るかというと、社長就任早々というのはなかなか困難である。

さらに働き方改革というのが上から降ってきていて、早帰りが経団連からも強く言われている。

 

しかし、である。

大手なら人手もあるし、人材難ということも少ないと思うが、中小企業には 残業を減らす=業績ダウン という構造が起こりやすい。

そこをどうやって改革していくか?が問われる。

前とやり方を変えたくない社員と、新しく改革したい新社長の間のコミュニケーションをどうとるか?はセンシティブな問題である。

 

 

そこで、理論的に明示できたとしたら、どうだろうか。

 

仕事の生産性を上げるには、執務環境が大事であることは誰でも分かっていることだ。

にもかかわらず、散らかったままに放置されていることが実に多い。

それでは生産性が上がるはずもなく、事故さえ起こる可能性が高い。

 

 

EUが個人情報保護を徹底しているが、日本の中小企業だって海外展開をしているところは多い。

日本はセキュリティーに一定の評価がなされ、個人情報をEUから持ち出すことができるようになったが、漏洩すれば制裁措置が働く。

これは大手であろうが、中小であろうが関係はない。

では、そこまで徹底されているか?というと、大手でさえ漏洩は多々起きているのだから、システムも揃っていない、社員の意識も低い中小では問題が起きるリスクが高い。

ビックリしたのは、手形をデスクの上に置いたまま離席するという話だ。あり得ないことだろう。

 

 

ここまでひどい状態ではないにしろ、多くの書類を積み上げているデスクで執務をしていたり、足元の段ボールに突っ込まれている書類があるというのは、危険極まりない。

この状態を点数で表し、環境改善に結び付けようとするのがオフィスチェッカーである。

 

 

ようは、なんとなく綺麗とか、散らかっているという曖昧な表現が、「片づけたくない」という感情と結びついて行動に移せないということがある。

だったら点数で見える化して、これだから改革しよう!と根拠を明らかにするのが説得力がある。

 

 

新しい会社環境を作りたい!

 

そう思っている新社長には、ここが突破口になる可能性がある。

自分の求めている会社の未来を見せるためにも、現状の把握は必須事項。

そこから、自分の目指す会社を創設していくことが出来るだろう。

今のオフィス環境を改善することで、働き方改革にも沿った改善行動にもつながり、一石二鳥である。

 

 

一度無料版で試してみると、どんな未来を描けるか認識いただけると思う。

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