LIXILが運営しているHOMPAD 住まいの達人コラムに4週連続で掲載されます。
テーマは防災『命を守る防災の備えは、整理収納の極み』
1月13日第2回は、防災用品と収納場所。
防災リュック
防災用品というと、避難時の防災リュックを思い浮かべる方も多いでしょう。
まずは現在お持ちの防災リュックの点検をしてみましょう。
自宅にあるリュックでいいのかというと、非常時には不安のあるものがあります。
それは雨。
雨が降っている状態で非難する場合、リュックの中味が濡れないことが条件になります。
防水・撥水加工のされているリュックは、アウトドアをされる方でしたらお持ちかもしれませんね。お持ちでない場合は、まずはリュック選びから始めます。
市販されている防災リュックセットは高価なものもありますので、
リュックのみ購入されて、ご自身で必要なものをそろえていくといいでしょう。
また、背負う人の体力も考えて、商品を選びたいものです。
中身を入れた状態の総重量はどれくらいまで可能なのか。
背負ったまま30キロは歩くという厳しめな想定で、重さも考えておきます。
通常女性で7~10キロ、男性で10~15キロと言われています。
登山用リュックは2キロくらいあるのは普通ですので、その分中味が減ることになります。
難燃素材のものもありますので、防災の目的を定めて商品を選んでいきましょう。
また、夜歩いても分かるように、反射テープをつけておくと安心です。
避難の状況を想定する
実際に避難する場合を考えておかないと、思うように動けないことがあります。
家族の命を守るために、シミュレーションしておきましょう。