ブランディアの工場を見学させていただきました。
毎日1万点が届くという工場。5月の連休に多くの方が整理をされたようで、大量の届いた箱が積みあがっていました。
私も、クライアントさんから「GWで減らしてから片づけに来て欲しい。」と言われていました。
きっとこのような方が多かったのでしょう。
1日1000箱、1万点が届く。
オークションサイトで購入されたお客様への配送準備。
この棚はお財布です。
ブランド別ではありません。受付順で、どのお客様から届いたのかが分かるように番号が振られています。金額が折り合わず戻してくれと言われた時に、すぐに返送するためです。
整然と並んでいますね。
こちらはバッグ。2階は洋服です。
しっかりとナンバリングがされています。
こちらは、時計やアクセサリー。細かい付属がなくならなように、一覧できる形で収納されています。
今あるモノは、2ヶ月ではけるそうです。循環を2ヶ月で回しているということですね。
こちらは、エリア分けのナンバープレートです。
9エリアということですね。広い工場内は、まるで迷路のようで、知らない人が入ると迷子になるというのは納得でした。
見えずらいのですが、階段の下に大きな扇風機が数台隠れています。夏は、どうしても冷気が上に上がってしまうので、かなり熱いため扇風機で空気を循環させているとのことでした。
工場は、結構されているところがあるのではないでしょうか。特に、商品が山のように積みあがっていると、どうしても空調が効きづらくなります。スタッフ800名(アルバイト込み)いらっしゃるとのことでしたので、健康維持にも関わります。今の安倍政権では、健康・医療戦略推進本部というのがあって、働き方改革の一旦を担っています。健康管理は、企業にとっては必須の時代になりました。
最近は、建設業界の体勢が問題になっていますね。東京オリンピックに間に合わすために、安全管理がないがしろにされているようです。現場監督が、法令に沿っていなくても「今までこれでしている。」と言われたなどの報道が見受けられます。職人さんは、辛いから、不安だから辞める。人が足りなくなるので、さらに現場は厳しい状況に追い込まれる。現場の負担が増える。また人が辞める。自殺した人も。。。負のスパイラルになっています。
これは建設業界だけに当てはまるとは限りません。一般企業でも、厳しいノルマで法的に問題行動を起こした金融機関社員のことも話題になりました。悪いイメージが払拭されるまでには、長い年月がかかります。食品業界などの不正では、倒産した企業もありました。ここまでくると、コンプライアンス以前のことだと思います。逆に、身内である社員の健康を気遣える会社は、大きく発展していく企業だとも言えます。
社員の顔が貼ってありました。どこの部署の人なのか、一目でわかるようになっています。
会社に認められているという雰囲気が伝わりますね。特にアルバイトの人には、有効だと思います。モチベーションが上がりそうです。
他の企業では、社内改善提案をしてくれた人の内容と顔写真が貼られていたこともありました。
どうすれば社内が活性化するのか、一つのヒントになるのではないでしょうか。
休憩場所には、リラックマが。
頂き物だそうですが、なんともゆったり感を演出しています。
来館者に始めに見えるところですが、こんな風景があることで、こころがフッと和みますね。
工場は無機質になりがちなので、木のぬくもりは癒しに最適です。
大量の個人客の品物を扱うので、整理整頓は必須である企業様の取り組みは、参考になる点がたくさんあったのではないでしょうか。
この度は、工場見学および写真掲載をご承諾いただきましたブランディア様に感謝いたします。
ありがとうございました。