トップページ > コラム > 受講生からの人材育成の依頼
嬉しいご依頼でしたので、シェアさせていただきます。



受講生様からの、人材育成についての打診でした。

それだけでも嬉しいのですが、さらにこんなことも言っていただきました。

以下、一部抜粋



「今の私があるのは、先生の整理収納アドバイザー2級講座のおかげです。

先生の的確、端的、そしてわかりやすい事例の導きがあったから、迷うことなく今の道に進むことができました。

感謝しています。」





講師冥利につきます。

なるべくわかりやすい事例を、受講している方のバックボーンや環境を踏まえてお伝えしています。

顧客に接する方であれば、認定講座内容にプラスして、顧客が迷わずに選びやすくするためのヒアリングや勧め方をお伝えします。

会社の5S担当であれば、どうすれば周りを巻き込めるか?のヒントをお伝えしたりします。



ちょっとしたコツなのですが、知っているのと知らないのでは大きな差がでます。

インテリアであれば、あれもこれもと紹介したところで、顧客が探しに来た傾向と違えば、的外れなプレゼンになりますし、多く進めるのも決められなくなります。

「お客様のお好みからお選びしますと、こちらかあちらがよろしいかと思います。」

くらいにしておくと、親身になってくれている感もでますし、ピッタリの好みに合うものをチョイスしてくれていると思われます。

せいぜい3つまで。松竹梅といわれますが、人が決断するには3つくらいまで。それ以上になると分からなくなるので、「また考えてみます」と購入にいたりません。

そんな些細なことでも、分からない社員はいるものです。

製品の効能ばかり伝える営業マンも同じ。それでは売れないですよね。



講座本来は、基礎的な整理収納の話ですが、それに付随することを伝えられるかどうかは講師によります。

社員研修には、その付随する部分が意外と大きな成果につながるので、何のために学んでいるのか?につながる気づきが必要となります。



気づきがあれば、学んだことは身に付きます。

やる気にもなります。

そのやる気を、上司が伸ばせるかどうかも、成果につながるかどうかの分かれ目になります。

整理収納、5Sについては、新人などの一部の人間だけでなく、部下も上司も関係なく受けることで整理の概念が統一され、職場の意識が整うのです。



依頼していらした会社は、代表が整理収納アドバイザーであり、その概念を使って仕事をしていらっしゃいます。

基礎の部分の統一を図るために、また社員にも同じ資格を取らせて会社の意識統一と、自社の特徴を生かした活動をされていくつもりだと思いました。


意識の統一感がある企業は強い。

理念を飾っていても、社員に伝わっていない会社も多々あります。そのような会社は、どこかしら歯車がずれていることが多いでしょう。
経営者の理念を理解せずに商品を売っても、こころが伴っていませんから、顧客に情熱をもって語れない。社員がいいと思っていないモノは、顧客に伝わらない。

そんなことが起こっているのではないかと察します。