ようやく梅雨が明けましたが、それにしても暑いですね。
猛暑の中、お仕事をされている皆さま、熱中症には十分お気を付けください。
まだ工事の途中だというコンパクトな社長室。とても気が良かったです。
7月に開催したオフィス環境診断士2級。
会社の整理整頓リーダーと副リーダーの方にご参加いただきました。
会社で必要なモノと不必要なモノとは、何を言うのか?
分けるということは、どのようなことなのか?
実際に分けてみると、人によって基準が違う事がわかります。
家族であれば、何気なく暗黙のルールのようなものがあって、それで回ってしまいますが、会社では人それぞれの基準やルールが違うと、いつまで経っても上手くいかないという事が起こります。
毎年「整理整頓」の声を掛けるけれど、そのうち社員は慣れてしまい、
「また総務部がなんかやっているよ。」
「研修なんてしても、変らないし。」
なんて声が上がり、うやむやになってしまうことも多いようです。
これは大きな企業様の方が、悩んでいることのようです。社員の人数が多いので、意思統一させるのが難しいのです。
小さな企業様ですと、機動力が違いますから、一旦始まるとアッと言う間に整っていきます。
意識の統一が取りやすいのは、全員研修が可能だからです。
もちろん、トップの意識が重要なのは言うまでもありません。
トップが動かず、社員に整理整頓しなさい!と言ったところで、社員は言葉には出さなくても「適当にしておけば・・・」という気持ちになるのは自然なことです。
やるなら全員!
全社は難しくても、グループや部なら可能なはずです。
支社で取り組んで、成果を上げている会社様もあります。
一つどこかで成功すると、他も出来ないはずは無いとなります。
そのため、成果がだせるグループから始めます。
その方が効率的に変化が分かるからです。
オフィス環境診断士2級を取られたリーダーは、すぐに材料の整理整頓に取り組んでいました。
コンサルティングの際に考え方は伝えていたので、また問題点と改善策も伝えていましたが、お一人で改善をされました。
これには驚きました。変更する際には立ち会うつもりでいたのですが、その必要もなく終わったとのことでした。
独断で決めたら、これまた困ることになるので確認をしたところ、それぞれの部長に許可を取って変えたとのことでした。
流石です!
若いリーダーを選んだ社長の意図が、ようやく分かりました。
次回の研修は、文書管理についてです。
私どもが所属しているSSADオフィスマーケット研究会の中でも、文書のプロフェッショナルに講義をしていただく予定です。
これからますます楽しみな企業様です。