労働生産性の国際比較 2016 年版 が公益財団法人 日本生産性本部より発表されている。
それによると、日本の生産性は世界で22位。
ギリシャの21位より下。
(労働生産性とは、投下した労働量(労働時間の量や時間によって算定)とその結果得られる生産量の割合。)
ギリシャは失業率が高く、投入される労働人口が低いため日本より高くなったようだ。
ロボットを入れれば生産性が上がるということになるが、
日本は従業員数が多いため、つまり雇用されている人数が多いので労働生産性は低く出るということになる。
しかし、世界で競争していくには、やはり上げなくてはならないのが実情だろう。
AIが進むのは、もう目の前だからだ。
雇用を守りつつ、いかに労働生産性を上げるかということでいけば、
やはりムダな時間をどれだけ減らすことができるかになる。
ムダな時間の最たるものが、探し物である。
工場では5Sが進んでいるが、ホワイトカラーはどうだろうか。
以外にデスクでの探し物は多そうである。
山積みの書類
使わないペンや文具類が、引き出しを占領
私物の混入(デスク内外)
共有物の明確化の不徹底
在庫管理もあいまいだったりしないだろうか。
在庫管理については、AIを入れて時間短縮をしている店舗もある。
人間が一つ一つ数を確認する棚卸の時代は去りつつある。
いかにムダな時間を短縮するかで、生産性はまだまだ上がる余地がある。
探し物という時間のムダについては、事業案内の方を見ていただければと思う。
日本の労働政策が高い企業は、1位フ ァナック 2位 富士重工
ここもロボットや外国人雇用などでトップに挙がっている。
やはりロボットは必須の時代になってきているということのようだ。
人間ができること、人でなければできないことは何か?
人が楽になるということもいえるが、富の集中を考えると、いわゆる労働者階級の生活がどのようになるのか、日本政府の舵取りが注目される。
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