穏やかな日が、年明けから続いています。
週末には、冬らしい寒気が入るようですが
心穏やかな日々が送れるのも、天候の良いことがあげられます。
2017年は、災害の少ない年であって欲しいと願っています。
「こころの文化」でモノに関わることでいうと、「もったいない」という言葉になるでしょうか。
「もったいない」から捨てられない。
「もったいない」お化けがでる。
どこからきた言葉でしょうか。
元々は勿体という仏教用語からきています。
辞典で引くと、1 外見や態度の重々しさ。2 態度や風格。また、物の品位。と出ます。
勿体 が 無い ので、「妥当でない」「不届きだ」
もったいぶって・・・のような使い方をされています。
そこから転じて、「自分には不相応である」、「ありがたい」「粗末に扱われて惜しい」となります。
戦後、物のない時代に、モノがないから大切に使おう!
という意味で、もったいないという言葉が定着していったと考えられます。
物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、
嘆く気持ちを表しているとも言われていますので、
本来の目的にあった使い方をしていけば、その物は使命を果たせるということになります。
現代の物余りの状態は、モノにとっても、扱う人にとっても
やっかいな事になっているようです。
遺品整理の話は、よく聞きます。
子供世代が、親のモノの処分に困っているというのが実態です。
そのモノが、使われているのか?
大切にされているのか?
本人が大切にしているのか?
所有していることで安心感をいだいているだけなのか?
考える時期に入っています。
特に介護の入った世代では、これから親のモノを
どうすればいいのか迷っている方が多いです。
勝手に処分できない。
けれど、自宅に戻る予定はない。。。
今は、量から質への時代の移行期です。
早く気づいた方が、次世代の負担を減らすことになります。
そして、本当の自分の人生を生きることにつながるのだと思います。
燕市で80歳の方のお祝いをしていました。
80ではまだまだ元気、現役で過ごせる方々が増えていますが
平均寿命ではなく、健康寿命が延びていく時代になってきたのだな~と
映像を見ながら思うのでした。
ぜひ、この方々が、幸せ空間で2017年を過ごされるように、
幸せ空間にいることで、病などにならずに過ごされることを願っています。